2022.10.07
「サービス付き高齢者向け住宅 銀木犀」が、2022年度グッドデザイン金賞を受賞しました。
https://www.g-mark.org/award/describe/54131?token=e1V7OWP1qt
【審査員の評価】
これまで一般的には、介護を必要とする高齢者が生活する場として「事故が起こってはならない」という管理者側の論理で、施設整備のあり方や運営ルールが経験則として積み上げられてきた。銀木犀は、普通の日常の暮らしを提供することを基本として、入居者一人ひとりの人間としての尊厳を尊重し、その管理者側論理でつくられた既成の法律やルールの違和感を正面から問い正す事例だ。鍵をかけない、あえて死角をつくるなど、入居者が望む環境づくりは、一方で運営者にとってはリスクである。それでも、そこに挑戦できるのは、オーナーをはじめ、そこで働くスタッフの皆様の意識共有と多大なる覚悟があってこそであろう。既成のルールや慣習に基づいた高齢者施設は、今後も引き続き数多く運営されていくと思うが、銀木犀が、様々な事情を抱えるユーザーに対して、その対極にある豊かな選択肢を提供できていることが、日本の福祉政策の新たな未来を切り開くきっかけになるのではないか。既成の慣習を「正しく打破しよう」という事業者の皆様に敬意を表したい。
2022.09.28
"VR Dementia" of SILVER WOOD Co., Ltd. won the 2022 Healthy Aging Prize for Aisan Innovation Second Prize.
About the award:
https://www.ahwin.org/vr-dementia/
About "VR Dementia":
https://angleshift.jp/1534/
* VR Dementia is available in English, Chinese and Taiwanese dubbed versions.
* Please e-mail us for more information.
2022.06.13
2022年6月8日のNHK 「ひめポン!」にて、愛媛県在宅介護研修センター様に導入していただいている当社(株式会社シルバーウッド)のVR認知症が紹介されました。
研修は高校生を対象に開催され、参加者からは「認知症の視点を初めて体験できてよかったです。認知症の人と接する際には寄り添ったサポートを心がけたいです」という感想がありました。
放映動画および記事はこちら↓
NHK ひめポン! 「高校生が認知症を学ぶ」
2022.02.27
2022年2月27日に、BS朝日にて「ハリー杉山の介護を考える "生きる"を支えるプロの仕事」というテレビ番組が放映されました。YouTubeにて前編公開されていますので、ぜひご覧ください。
https://youtu.be/MtHwcHn2GIY
【番組概要】
タレントのハリー杉山は、父親にパーキンソン病と認知症があり、20代の頃から自宅で介護をしていたが、家族だけでの介護に限界を感じ、今、父親は施設で暮らしている。介護に関心をもつハリーが、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)と特別養護老人ホーム(特養)を訪ね、介護職の人々がどのように本人を支援しているのかを取材する。 彼が目にしたのは、「優しさ」や「思いやり」だけではない、「科学的な視点」を持って仕事をする、プロの姿だった。サ高住で目にしたのは、入居者のできることを奪わず、できそうなことは、どうしたら入居者自身ができるようなるのか知恵を絞る職員の姿。特養では、徹底した観察力と、ケアコラボというデジタルツールで本人に合ったケアを編み出す介護チームに出会う。さらに利用者がターミナル期と判断された時、介護職は本人と家族をどのように支えるのか?密着取材した。
【出演者】
ハリー杉山
慶應義塾大学大学院 教授:堀田聰子
【取材協力】
銀木犀 <船橋夏見>
特別養護老人ホーム 杜の家なりた
【企画】 株式会社シルバーウッド
【制作】 ALIVE
※この動画は令和3年度厚生労働省補助事業「介護のしごと魅力発信等事業(介護技能向上促進事業)」の補助を受けて制作しました。
2022.02.19
厚生労働省補助事業「令和3年度 介護の仕事魅力う発信事業」として、株式会社シルバーウッドは2月19日に「介護の生理学研究会」を開催いたしました。
全国1200名の方に参加申し込みいただき、大盛況のうちに開催終了いたしました。
アーカイブ動画はYouTubeにてご覧いただけます。
https://youtu.be/8n5M2mFD68Y
■開催背景
介護は、利用者一人ひとりの生活に寄り添い、個人に適したケアを行うことが重要です。一方で、人間を生理学的にみると、人体の構造と機能は個人によらない部分が多く、より良いケアを行うためには、生物体としての人間の見方を獲得することも重要です。
たとえば、発熱への介護は、体熱の産生や放熱の仕組みを知らなければならないし、排泄の介護は、直腸や肛門、尿道や膀胱の構造や仕組みを知ることが求められます。
それを生活を整える実践につなげるために、歴史や文化など社会科学の視点も融合させることで、ケアの創意工夫とアイデアの幅がさらに広がり、介護の仕事の専門性と魅力を再認識する機会になると私たちは考えています。
■介護の生理学研究会とは
介護の生理学研究会では、いくつかの介護行為について、生理学の視点からケアの実践に至るまでの思考過程を探求しました。マネジメントスタンダードプログラム for kaigo等で学んだチームが発表し、審査員が講評しました。また、飯田大輔氏(社会福祉法人福祉楽団 理事長)による講演「介護とは何か?」や審査員によるトークセッションも行いました。
10:30 開会
10:40 講演「介護とは何か?」 飯田大輔氏
11:50 各テーマの探求 ※途中昼休憩あり
15:25 審査員によるトークセッション
17:00 審査員賞発表
17:30 閉会
■審査員
飯田大輔 社会福祉法人福祉楽団 理事長
金井一薫 ナイチンゲール看護研究所 所長
堀田聰子 慶應義塾大学大学院 教授(認知症未来共創ハブリーダー)
佐々木淳 医療法人社団悠翔会理事長・診療部長
菊井徹也 一般社団法人高齢者住宅協会 副会長(SOMPOケア株式会社 取締役執行役員)
石田路子 高齢者社会をよくする女性の会 理事(介護給付費分科会委員)
松岡宗嗣 一般社団法人fair 代表理事
<コーディネーター>
下河原忠道 株式会社シルバーウッド 代表取締役
■介護の生理学研究会 公式サイト
https://think-life.net/event/
■お問い合わせ先
(株式会社シルバーウッド)